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夏の道東でガイドしてもらう旅(4) 長靴で行くのだ (羅臼湖)

お盆の季節は知床の最盛期でとても混雑すると聞いていた。これまで何度か知床を訪れたが多くの宿のあるウトロを拠点にしていたが、混雑を避けて、羅臼を拠点にした。羅臼の自然ガイドツアー会社「知床倶楽部」の「夏の1日自然体験プログラム 相泊さいはてトレッキング」に参加した。午前中は羅臼湖へのトレッキング、昼食をはさみ、午後は原生林と相泊海岸をのショートウォークし、相泊温泉につかるというツアーである。

ガイドの石田さんに宿でピックアップしてもらい、知床倶楽部の事務所に行った。そこで長靴に履き替えて、羅臼湖登山道入り口に送迎してもらった。長靴で行くのが重要である。羅臼湖へのルートは湿原の中を進んでいく。木道があるところもあるが、そうでないところもあり、ところどころ水が溜まっている。長靴ならそこにじゃぶじゃぶと入って行けるが、通常のトレッキングシューズなどだと、浸かるのを避けて、道から外れて草むらに入ってしまう。これが自然を荒らすことにつながるのだ。ガイドに伴われて訪れる人は100%長靴着用なのだが、個人で入っている人が通常の靴で入っているのを見た。観察していると、やはり水たまりを避けて脇を歩いてしまっている。登山道の入り口に注意書きを書いてもいいのではと思った。

石田さんは羅臼から外れたところのかつて番屋だった家に在住とのこと。あとで触れる相泊温泉の管理人も任されていたり、羅臼を愛している様子がにじみ出ていて、素敵な人だ。足元が不安定な場所も多かったので、我々の足元をきめ細かく注意してくれた。知床の自然をいろいろ解説してくれた。

木の形でいくつか印象的だったものがある。一つは枝ぶりを通常のものとひっくり返したようになっているハイマツの木。冬に雪深くなってしまうのでこのような形になってしまうそうだ。それから、少しひねったように生えているダケカンバの木。背は低いが樹齢は推定300年ということだ。風が強くて高く成長ができないとのこと。これらの木が知床の自然の厳しさを語りかけてくる。

北海道旅行2010の羅臼湖(三湖)

お天気に恵まれたので、次々に現れる湖面がとても美しかった。その湖面を滑走するルリイトトンボとルリボシヤンマの青く光った体が映える。「三の沼」に移る羅臼岳 (知床富士)の逆さ富士は、いつまでも眺めていたい心が洗われる光景だった。そんな次々と現れる美しくも自然のたくましさを感じる風景をゆっくり楽しみながら、2時間弱で羅臼湖に到着した。

北海道旅行2010の羅臼湖

羅臼発だと早い時間に羅臼湖に入れるので、私たちのグループが羅臼湖一番乗りだった。実際に、帰りにすれ違うグループがかなりいた。ウトロ発の人たちなのだろう。しかも、10数人のグループもあったように大所帯であった。我々のグループは我々夫婦とひとり旅の男性の合計3名だった。やはり、羅臼を拠点にして正解だったと思った。

このトレッキングのコースは世界遺産の核心地域の中にあるのだそうだ。屋久島も白神山地は核心地域はこれほど気軽に入ってこられない場所になっているのだが、ここは比較的普通に訪れることができる貴重な場所である。だからこそ、訪れる人もこの美しくもはかない自然を壊さないように気をつけたいものだ。

というように、ここで書いている情報のほとんどが、ガイドの石田さんの説明によるものだ。もちろん、書籍やネットで情報は得てから訪れたのだが、光景や動植物を見ながら直接ガイドにその場で説明してもらうと感じるものが全然違って記憶に残る。ガイドの役目の重要さをあらためて認識させられた。

羅臼湖を後にして知床倶楽部の事務所に戻った。
昼食後、午後の出来事については、次回の記事に書いていく。
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