スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

夏の道東でガイドしてもらう旅(2) 雨の乗馬には早足が必要 (十勝・鹿追町)

鹿追町は帯広市内から小一時間の距離、十勝平野の真ん中にある酪農の町である。近年は観光にも力を入れているようで、滞在型の宿泊施設や地元産の食材を生かしたカフェをメディアで目にするようになった。そんな鹿追町の宿泊施設&カフェでも中心的存在「大草原の小さな家」のコテージに宿泊し、その隣にあるMY STABLEという乗馬クラブで乗馬トレッキングを楽しむこととした。

当日はあいにくの雨。今思えば「どしゃ降り」と表現できるような結構な降りであった。午前中は帯広空港から秘境十勝西海岸をドライブした後、鹿追に向かったのだが、途中からダークグリーンの空になったかと思ったら、ボルネオ島のスコールを思わせる降りとなった。乗馬クラブの方も心配して携帯に電話を入れて、決行するかを聞いてきてくれたが、スコール状態からは回復している様子だったので、予定通りお願いすることにした。

上下レインスーツの完全防備に加え、乗馬用ヘルメットを借りて、今日の相棒の「ジェリー」に騎乗。まずは屋内馬場で足慣らしをして、いざトレッキングコースへと出発した。我々夫婦二人に対して、前後にガイドがついてくれるという贅沢な布陣に少し恐縮しつつも、「動物に乗る」という単純に楽しい体験に心は躍っていた。ジェリーも雨の中でも特に気にすることもなく黙々と進んでいく(正確には道端の草にちょっかいを出すいわゆる「道草」もあったが)。乗馬専用のトレッキングコースが何本も整備していて、さすが十勝だなという感じだ。

ガイドはこちらの様子を気にしながら、歩いている位置や、目に入ってくる川や家のことを説明してくれる。「晴れていれば」見える景色も説明してくれるので、その見えるはずの大雪山系の山々をイメージしてみた。やはり景色が見えないということはガイドにとっては説明するネタが少なくなるため、なかなか大変である。雨ならではの景色としては、水かさの増えた迫力ある川の流れだろうか (注: 川からは十分に離れた安全な場所をトレッキングしている)。トレッキングしながらの話題としては、地元の農産物についてとか、馬の話とか、興味深いものが多いが、やはり「これで天気がよかったらなあ」と、どうしても思ってしまう。

身体が冷えてきたので、「では、ちょっと身体を温めるため、早足行きましょう!」ということで、前方の見通しのよい直線区間で馬の速度を上げる。馬の動きに合わせた姿勢で懸命に身体を動かす。予想よりも長めの距離だったので、身体が思いのほか温まった。なるほど、「ちょっと身体を温めるため」というのは正しいと思った。ただし、年に1、2回しか馬に乗らない身としては、落とされないようにと結構緊張してしまうので、回数を多くしたり、さらに長い距離にするのは難しい。でも、早足で風を切るような感覚と、うまく動きを馬に合わせられた時の馬との一体感とか、うまくできた時の快感も大きい。馬は運動量が上がって鼻息が荒くなるわけだが、そうやって頑張ってくれている姿を見ると、馬への感謝も込み上げてきた。

北海道旅行2010の鹿追乗馬

途中小降りになったタイミングもあったが、結局、2時間半余りの時間は雨に濡れていた。それでも、単純に乗馬自体が楽しいので、満足はできた。天気が良ければもっと満足できたのにという気持ちはどうしても残る。お客さんの立場だとどうしても雨だと残念な気分になってしまうのが正直なところだ。ガイド側の気持ちに立つと、雨の方がエネルギーを使うので、むしろ雨の方が割増料金をもらってもいいくらいでもあるわけだ。アウトドアのアクティビティはどうしても天候の善し悪しがお客さんの満足度につながってしまうんだなあとあらためて思った次第である。

いずれにしても、雨の中でも馬が好きなら乗馬は楽しいことがわかった。そんな我々に付き合ってくれたガイドの方に感謝である。
スポンサーサイト

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

hidebeaver

Author:hidebeaver
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。