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アルゴンキン州立公園でカヌーを漕いだ日々 (7) 10年ぶりに登った丘から眺め

1日中カヌーを漕いでいると書いたが、実際は途中に少しのんびりする日程が挟まれていた。4泊5日の中で3日目の午前中は体調に合わせて、オプションを選択できた。元気があればちょっとしたハイキングをするし、そうでなければキャンプサイトでまったりと過ごすというものだった。自分たちは元気だったかはともかく、「せっかく来たんだから」のもったいないお化けが出たため、「もちろんハイキングする!」とハイキングの方を選択した。

ハイキングの目的地は、ガイドのスティーブによると、かつて信号所のタワーがあった丘で、頂上からは周囲の湖などが見渡せるいい感じの場所ということだった。レンジャーステーションがある場所から登っていける。レンジャーステーションまでカヌーを漕いで行き、そこに上陸した後に山に分け入っていく。「分け入っていく」と言ったのは、特にハイキングコースが整備されているわけではなく、勝手に山に入って楽しむというものだった。スティーブの後をついて行くが、メイプルや笹が生い茂っていたり、途中は倒木があったりして、なかなか歩きにくかった。スティーブも途中で立ち止まりながら、「ここは林の切れ目で陽が差し込んでいるから道だったところだ」「頂上のタワーにつながっていたアンテナ線があるからこの方向で正しい」とか説明しながら進んでいく。途中、クマやムースの糞が結構新鮮な姿で落ちていて、野生生物の生活を感じた。

アルゴンキンのトレッキングのトレイル的なところ

頂上に近付くにつれ、傾斜が急になり歩きにくさは増していくが、めげずに登って行く。1時間半もかからなかったと思うが、タワーが倒れて放置されているところに到着した。ちょっと木がなくなっている空間があり、どうやらここが目的地らしい。「らしい」と言ったのは周りは木で囲まれていて、景色がちっとも良くなかったからだ。スティーブもうろうろと眺めの良いポイントを探すが、どうも見つからなかった。

「前来た時にはよく見えたんだけどな。木が生えちゃったな。」
「前っていつ来たの?」
「10年前。」
「...」

そりゃそうだ。10年も立てばメープルも立派になる。それにしても、ツアーの説明に堂々と入っている正式なオプションプランとしてのハイキングなのに、過去10年誰も来ていないということには少し驚いた。なんか自分たちがモノ好きな客だったのかもしれない。言われてみると、私たちが「もちろん行く!」と言った時、スティーブが「マジかよ」的な表情をしていたことを思い出した。

貴重な景色はほとんど見えなかったが、カナダの森林に分け入ることができて、生物の息吹を感じることができたので、結果的に貴重なハイキングを楽しむことができた。景色があんな感じだから、来年以降はオプションコースから外されちゃうのかもしれない。そういう意味でも貴重だったかなととらえることとした。

アルゴンキンのトレッキングで頂上の眺め (頂上からちょっとだけ湖が見えた)

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テーマ : 海外旅行記
ジャンル : 旅行

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