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アルゴンキン州立公園でカヌーを漕いだ日々 (5) 「Boxに行ってくる」

ガイドも含めてよく使った言い回しに「I'm going to the box. (ボックスに行ってくるよ。)」があった。今回はこの言い回しについて書いてみようと思う。

アウトドアで困りものなのがトイレの処理である。気を利かせるなら携帯トイレを持参してブツを持って帰ればいいのだろうが、4泊5日にもなるとそうはいかない。実際に私もこれが気になって、カヌーの出発地点に向かう車の中でガイドに質問した。その時のガイドの答えはこんな感じだった。「どこでしてもいい。用を足したらそこに土をかけたり草や葉で覆い隠しておけば十分である。ただし、キャンプサイトには備え付けの『ボックス』があるからそこですればよい。」 この時は「ボックス」がなんのことかピンと来なかったのだが、何か穴のようなものが掘られているものと想像していた。

で、実際にキャンプサイトで見たのが写真のような「ボックス」であった。

キャンプサイトの「ボックス」

結構立派な箱であった。しかもしっかりフタがついていた。さすがにフタを開けた状態の写真を撮るのははばかられた。フタを開けると丸い穴が開いていて、その穴を洋式便所の用を足す部分と見なして使うのであった。大の場合はその穴を中心に腰掛けることになる。

この「ボックス」は各キャンプサイトに一つずつ配置されていた。また、ポルテージのルートの途中にも置かれていることもあった。なかなかすばらしい設備だと思った。ガイドに聞いたところによると、年に1度レンジャーがヘリコプターで回収して新しいものと交換するということだった。

こんなすばらしい設備があったので、その辺の森で自由に用を足すよりも、キャンプサイトの「ボックス」を使うことの方が圧倒的に多かった。キャンプサイトに上陸すると、まずは「ボックス」の位置を確かめるのが習慣になった。もちろん、人目に付きにくい場所にあるので、見付けるのが難しい場合もあった。例えば、傾斜を100メートルくらい上がっていくような配置になっている場所もあった。また、キャンプサイトの中に遊歩道のようなルートがある場合もあったのだが、その途中に「ボックス」があることもあり、夫婦二人で散策中にガイドが「ボックス」に腰掛けているところに出くわすこともあった。(気付かれなかったのでよかったが。)

ただし、私たちを悩まされたのが蚊の存在であった。パンツを下して腰掛けると蚊が寄ってくるのだが、お尻が非常に無防備の状態である。他の身体の部位は服で覆われていたり、虫よけを塗っていたので避けられるのだが、お尻だけはそういうわけにはいかない。結果として、蚊に最もよく刺された部位はお尻なのであった。
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テーマ : 海外旅行記
ジャンル : 旅行

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